今回はライブで上手く見せたいという人向けに、ギタリストがステージ映えする方法を私の経験に基づいて紹介していきます。
プレイに関する練習も大切ですが、ライブにおいてはメンタルや見た目の要素も重要になりますので、ただの自己満タイムで終わらないために読んでいただけたら幸いです。
ライブで上手く見せる方法5選
では早速ライブで上手く見せる方法を紹介していきます。
項目ごとにシンプルに解説していますので、ざっと読んで頭の片隅にでも置いていただけたら幸いです。
手元は見ない
ライブで上手く見せるために最も大切なのは、できるだけ手元を見ないことです。
ギターソロなど要所で見る分には良いですが、その匙加減は初心者レベルだと難しいため、基本的には見ないつもりでライブに臨むことをおすすめします。
ライブの時はお客さんを見るようにして、自分のプレイやバンドの演奏に対するリアクションを楽しむようにすると良いでしょう。
ミスを表情に出さない
ライブ演奏にミスは付きものです。
プロだってミスはしますので、ミスをしたからといって「あ!やっちまった!」みたいな顔はしないようにしましょう。
例えば、違う音を弾いてしまった時は半音上にグリスアップしたり、アーム付きのギターの場合はアームで音程を調整したり、ミスをミスとして聴かせないようになれればプロの仲間入りと言っても過言ではありません。
音を外したくらいで死ぬわけでもないので、「むしろ私はこう弾きたかったんだ!」くらいの心持ちでいきましょう。
直立不動はNG・アクションは大きく
直立不動で様になるのは一部のプロかバックバンドくらいなもので、ライブの時は動けた方がパフォーマンスの幅も広がります。
ジャンルにもよりますが、ロック系のライブは特に「技術がある=かっこいい」よりも「動きがある=かっこいい」の図式が成立しがちです。
自分のプレイを見に来るギター雑誌読者のような層が集うライブならプレイに集中するべきかもしれませんが、ライブに来るお客さんは小難しい技術を知らない場合がほとんどで、何ならギタリストのことが目に入らない人の方が多いくらいです。
オーバーアクションでお客さんにアピールするくらいの気概を持っていた方がお客さんからの良いリアクションを貰えて、それによってギターに対するモチベーションも上がると考えられます。
とにかく楽しむことが大切です。
「自分が楽しんでいる姿を見せればお客さんも楽しい」
これ鉄則です。
自分の音を大きくし過ぎない
これはバンド演奏で大切なことですが、初心者は特に自分の音を大きくし過ぎる傾向があります。
「自分の音を聴かせたい」という気持ちは分かりますが、バンドはアンサンブルが大切です。
ギターばかり大きくて許されるのはギタリストが圧倒的な人気を誇るロックバンドくらいなもので、基本的には音の調和がとれているのが良いライブです。
ライブハウスの場合はPAさんもいますし、足元のモニターなどもありますので、「自分の音が聞こえないから上げたい」という時はモニターで返してもらうようにしましょう。
見た目も大切
ライブは人前に立つわけですから見た目も大切です。
「私はプレイで見せつける!」という人は自己満に陥りがちで、客観的に見ると特に注目を集めていない例がほとんどです。
イケメンor美女になれというわけではありませんが、服装や髪型など、気を遣えるところは遣っておいたほうがベターですね。
演奏も込みですが「良く見せよう」という努力は大切なので、これを機会に演奏以外の部分も頑張ってみましょう。
まとめ
というわけでライブで上手く見せる方法について、私なりに有用な方法をピックアップして紹介してきました。
つまるところ「見られることに対して自信を持つ」ということが大切ですので、最初はできなくても徐々にできるように頑張っていきましょう。
慣れてくればお客さんのリアクションを見ながら難しいプレイをこなしたりもできるようになります。
バンドのギタリストとしてステップアップするために本記事で書いた内容を頭に入れてみてくださいね。